次世代の有力な金属・合金Mgの接合研究を平成11年度から行っています。Mg合金の融接性は比較的良好なので、当研究室では、超音波接合、抵抗溶接、ろう付等の研究が行われております。研究成果の一部を紹介します。
◎ Mg合金のろう付研究
AZ31B Mg合金のろう付研究が行われております。大気中ろう付用に,新たにフラックスとろう材を開発しました(特許出願中)。母材破断する,強いろう付継手が得られております。本研究の一部は,平成14年10月の溶接学会全国大会で発表されました。及び,平成14年12月の日本溶接協会先端材料接合委員会で詳細に発表されました。詳細な内容は,溶接学会論文集およびAWSのWelding
Journal に掲載されています。
◎ Mg合金の超音波を利用した界面接合に関する研究
現在,表面処理を更に工夫することによって,これよりかなり強い継手が得られております。この詳細は,軽金属に論文として掲載されています。
◎ Mg合金とアルミニウムの抵抗界面接合に関する研究