引張残留応力の低減
と圧縮応力の付与
材料に引張応力が残留すると,その引張強さの低下や応力腐食割れ等の重大な問題を引き起こす。そのため,この引張残留応力を除去するための研究がいろいろ行われている。
当研究室では,材料表面の引張残留応力を低減し,さらに圧縮応力を付与できることを見いだした。現在,実験・研究を鋭意行っている。以下に,実験結果の一例を示す。SUS310Sオーステナイトステンレス鋼板をU字形に曲げて表面に引張応力を残留させた試料に圧縮応力を付与できる。特許出願中。
詳細な内容は,溶接学会論文集に掲載されています。この研究内容は,[Static
Peening]として最近大変に注目されている技術です。
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