FSW(Friction Stir Welding)の研究を開始しました。
アルミニウム合金用の最適接合法とされるFSW法について、平成11年度より新しい切り口から研究を開始しています。
当研究室では,銅および黄銅板のFSWを行っています。いろいろな工夫を経て,うまく接合することができました。この研究成果は,今秋盛岡で開催された溶接学会全国大会(平成13年10月10日)にて発表されました。一部を紹介します。
FSWに似た手法を,異種金属材料の突き合わせ接合に適用しており,つまり,軟らかい金属側に回転ピンを挿入して接合していき方法で,当研究室が世界で最初に発表しました。また,この詳細論文も,当研究室が,世界で最初に発表しており,Materials Science Forum(2003),溶接学会論文集(2004),AWSのWelding Journal (2004)に掲載されています。異種金属の接合の箇所を見て下さい。
FSWの研究は主に,アルミニウム合金の接合において活発であるため,当研究室室では,他人のやらない研究を行うことがモットーであることから,下記に銅のFSWの研究の一部を載せます。現在は,主に,異種金属の接合に適用しています。